内容紹介
近年、慢性腎臓病(CKD)やメタボリックシンドロームなどの疾患群が注目されています。その背景には透析患者数の増加があり、その患者数は27万人を超えています。透析療法は患者さんの生活の質を大きく低下させるだけでなく、医療費へも多大な影響を及ぼしています。腎臓病の自覚症状は乏しく、発見は遅れがちですが、早くに気づいて正しい治療を行えば、透析を避けたり、導入時期を遅らせることも可能なはずです。本書では、CKDの概念にふれたうえで、腎臓病の新知見を含めた基礎知識と症状・診断・治療をQ&A形式で詳しく解説しています。
内容(「BOOK」データベースより)
本改訂新版では、メタボリックシンドロームと慢性腎臓病の概念について簡単にふれたうえで、腎臓病の新知見を含めた腎臓病の基礎的知識と症状・診断・治療をQ&A形式でまとめました。
著者について
順天堂大学医学部長
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
富野 康日己
1974年に順天堂大学医学部を卒業後、市立札幌病院病理部・内科にて人体病理・免疫病理と内科の研修を受ける。1979年東海大学医学部内科助手、1984年同講師として、IgA腎症・糖尿病性腎症をはじめとする腎疾患の臨床と研究に従事し、1986年豪州王立アデレイド病院腎臓内科客員研究生、1987年米国ミネソタ大学客員講師として留学。1988年順天堂大学医学部腎臓内科助教授、1994年順天堂大学医学部腎臓内科教授。2004年4月順天堂医院副院長、2006年4月から医学部長、2008年4月大学院医学研究科長併任。現在は、主としてIgA腎症、糖尿病性腎症、高血圧性腎障害、腎不全の臨床・研究・教育に従事しながら、生活習慣病の早期発見・早期治療について患者さんとご家族への啓発活動を行っている。前日本腎臓学会理事、アジア太平洋腎臓学会次期理事長、日本内科学会評議員、日本腎臓学会評議員、日本糖尿病学会評議員、日本結合組織学会評議員、日本成人病(生活習慣病)学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1974年に順天堂大学医学部を卒業後、市立札幌病院病理部・内科にて人体病理・免疫病理と内科の研修を受ける。1979年東海大学医学部内科助手、1984年同講師として、IgA腎症・糖尿病性腎症をはじめとする腎疾患の臨床と研究に従事し、1986年豪州王立アデレイド病院腎臓内科客員研究生、1987年米国ミネソタ大学客員講師として留学。1988年順天堂大学医学部腎臓内科助教授、1994年順天堂大学医学部腎臓内科教授。2004年4月順天堂医院副院長、2006年4月から医学部長、2008年4月大学院医学研究科長併任。現在は、主としてIgA腎症、糖尿病性腎症、高血圧性腎障害、腎不全の臨床・研究・教育に従事しながら、生活習慣病の早期発見・早期治療について患者さんとご家族への啓発活動を行っている。前日本腎臓学会理事、アジア太平洋腎臓学会次期理事長、日本内科学会評議員、日本腎臓学会評議員、日本糖尿病学会評議員、日本結合組織学会評議員、日本成人病(生活習慣病)学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)