家庭療法・医学―腎臓

腎疾患と高血圧: 佐々木 成 日野原 重明: 本

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腎疾患と高血圧

腎疾患と高血圧

内容紹介

米国での活動を受けてわが国でも,慢性腎臓病(CKD)という疾患概念が浸透し,腎障害のより早期からの積極的な治療が推奨されている.今回の改訂では,CDKの病期分類,診断基準に準拠した.
明らかとなった血圧コントロールの意義,JHS2004の降圧目標,メタボリックシンドローム,高感度CRP,PWVなどの動脈硬化進展予測指標の解説により大幅改訂となった.

著者について

佐々木 成:東京医科歯科大学学院

目次

第1章 全体像を把握する(腎の形態と機能
体液の組成
高血圧の病態生理
血圧調節にかかわる生理活性物質
腎疾患と高血圧症の遺伝的要因
腎炎・ネフローゼの臨床および組織型分類
どんな症状がなぜ現れるか
薬剤と腎疾患
腎疾患の社会的問題)
第2章 検査の目的と結果のよみ方(尿検査
血液生化学・血清検査
糸球体濾過量
画像診断
腎生検
血圧測定とその他の動脈硬化進展予測指標
遺伝子診断)
第3章 どんな疾患があるのか(原発性糸球体疾患
二次性糸球体疾患
間質性腎炎
高血圧
多発性嚢胞腎
妊娠と腎
遺伝性腎疾患)
第4章 腎障害の管理と治療(急性腎不全
慢性腎臓病)
第5章 腎移植